どこから外国人人材はくるのか?
名古屋市で在留ビザ申請のお手伝いをしています。行政書士の金丸洋です。
8月28日の日本経済新聞「増える外国人材、どこから? 中国は減り東南アジア軸に-3 Graphics」によると、2050年には日本人の人口は8割弱に減り、外国人は2.7倍に増えると推計される。
名古屋市では、街中でベトナム語を話す若者が非常に増えたなという印象がある。
記事によると新興国の経済成長や渡航コストの低下により、先進国への移住は増えると予想される。中国からの来日は減り、ベトナムやミャンマーなどからは増えると見込まれる。一人当たりGDPが7000ドルまでは経済成長が移民送り出しにプラスの影響をもたらすとは意外である。渡航費用を工面できるようになるという理屈らしい。
経済新聞らしく、日本は他の先進国との人材争奪に巻き込まれる可能性がある。受け入れ体制の拡充や日本で働く魅力の向上が必要とのことだ。働く魅力といっても結局は、外国人日本人問わず、お金のために働くのであるから、物価上昇を上回る賃金の上昇でしか人材を引き寄せるしかないでしょう。最近は円安でオーストラリアはもちろん、韓国でさえ、給料の面で外国人人材獲得競争に負けているという報道を目にする。結局はお金である。