中部ホテル各社、幹部に女性登用
名古屋市で外国人の在留ビザ申請の代行をしています。行政書士の金丸です。
さて8月24日の日経産業新聞によると、東海3県のホテル各社が女性の幹部登用に積極的とのことだ。ホテル業界では、コロナ禍で人手不足が深刻化する中、女性の活用が重要になっている。名鉄グループとジェイアール東海ホテルズでは、初めて女性の役員や総支配人を登用し、女性目線の働き方改革を進めている。女性の評価や希望に応えることで、離職率を下げる狙いがある。ジェイアール東海ホテルズでは7月に「名古屋JRゲートタワーホテル」(名古屋市)の総支配人に就いた山本亜希氏が働き方改革の案を練っている。とのことである。
経営企画において女性の活躍推進が進み、女性役員比率が高い企業ほど経営指標が良く、株式市場での評価も高まるという研究があります。消費者の半分は女性なので、女性の視点や感性を取り入れることで、業務の改善や新たなサービスや商品の開発につながります。ホテル業界の例でいえば、スイーツビュッフェの企画などでしょうか。記事にもあるようにホテル業という業界の常で年中無休で深夜でも対応を迫られるということで、離職を余儀なくされる女性社員も多いようだ。
またホテル業界では人手不足が深刻で、より多くの外国人にも業務を担ってもらおうと、2019年4月に特定技能という在留資格を新たに設立されました。そのほか宿泊業の業務を対応できる在留資格は身分系の在留資格(永住者など)、「技術・人文知識・国際業務」などがあります。技術・人文知識・国際業務の許可事例と不許可事例の差は微妙な場合も少なくありません。